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NDBについて

NDB(National Database)は、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、厚生労働省が医療費適正化計画の作成、実施及び評価のための調査や分析などに用いるデータベースです。1)医療機関が医療保険者へ向けて発行するレセプト情報と、2)特定健診・特定保健指導情報の2つの要素を格納しています。これらの情報は、各医療保険者から厚生労働省へ提供され、個人の特定ができない形でデータベース化されています。NDBは、省庁や自治体が医療費適正化計画の作成等のための調査及び分析、医療サービスの質の向上等を目指した正確な根拠に基づく施策の推進等の目的で利用する他、医療サービスの質の向上等を目指した正確な根拠に基づく施策推進に有益な分析・研究、学術研究の発展に資する目的で行う分析・研究を研究者等が行うことも認められており、厳正な審査を受けた上でNDBデータの一部が研究者に提供されます。

医療機関が医療保険者へ向けて発行するレセプト情報

日本では国民皆保険制度をとっており、医療保険者は患者の自己負担割合に応じてその医療費の一部を負担しています。レセプトとは、実施した保険診療行為に対して、医療機関が医療保険者へ発行する診療報酬明細書のことです。 レセプト情報には、保険診療行為に紐づけるための保険病名、実施した検査内容と費用、処置(医療的手技や、医療者によるケアなど)内容と費用、処方内容と薬剤費、などの情報が含まれます。一方、医療機関で実施した検査結果や、診療録に記載される病状についての情報は含まれず、NDBで活用されるデータはあくまで医療費の支払いに関連する情報に限られます。

特定健診・特定保健指導情報

特定健診・特定保健指導は、40歳以上75歳未満が対象となっています。メタボ健診とも呼ばれ、年齢と共に増加する生活習慣病のリスクを早期発見し、必要に応じて医療機関への受診勧奨や保健指導につなげる目的で実施されています。現在のデータベースでは、国民健康保険の被保険者とその被扶養者の受診情報が格納されています。

NDBは実際に行われている医療を一側面から見た限られたデータですが、これらのデータベースを活用することで、国民の疾病や医療費の動態、予防や医療の質についての解析をすることができます。こうした情報は、日本において、疾患に対するより良い医療体制の仕組みづくりを考える上で大変重要です。